【大阪の省エネリフォーム】脱炭素社会に必要なクリーンエネルギーとは？

クリーンエネルギーとは？

クリーンエネルギーは、二酸化炭素や窒素酸化物などを排出しない、または排出が少ないエネルギーのことです。

このクリーンエネルギーを使用して有害物質の排出を抑制し、地球温暖化を食い止めようとする働きのことを「脱炭素化」といいます。脱炭素実現に向けて、世界の国と地域ではそれぞれの地の利を活かし、様々なクリーンエネルギー設備を導入しています。

代表的な種類

クリーンエネルギーには複数の種類があります。代表的なものは以下の5つです。

• 太陽光発電
• 水力発電
• 風力発電
• バイオマス発電
• 地熱発電

このうち、風力発電は世界で最もポピュラーなクリーンエネルギーです。広い土地面積と拓けた場所が必要になるため、国土が狭い日本で利用するには課題が多く、今後は海上での設置・運用が期待されています。また、バイオマス発電と地熱発電は資源調査や燃料の採取、設備・運搬コストなどに莫大な費用がかかるため、一般に有効利用されるのはまだまだ時間がかかると見られています。

このような理由から、日本では太陽光発電と水力発電がクリーンエネルギーの要となっています。中でも一般住宅まで広く普及しているのが太陽光エネルギーです。住宅の屋根にソーラーパネルを取り付けて自家発電し、創出した電気エネルギーを一次エネルギーとして自宅で消費する、あるいは電力会社に売電して利益を得ている家庭も少なくありません。

省エネリフォームでは、ドアや窓、壁、天井、床などを断熱仕様にしたり、省エネ性の高い空調や冷暖房機器を入れたりして、消費エネルギーの削減を目指すのが一般的です。併せてクリーンエネルギーを活用することで、一次エネルギー消費量の収支をゼロにする「ZEB」や「ZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）」を実現させることが可能になります。

熱交換塗料

通常の省エネリフォームでは、夏の強い日差しを遮るために遮熱塗料を使用します。遮熱塗料は太陽光をはね返す性質を持っているため、自宅は涼しくなります。一方で反射先に他の住宅があった場合、隣家の方に迷惑をかけてしまうおそれがあります。

こうした問題を解決するために開発されたのが「熱交換塗料」です。熱交換塗料には、太陽光に含まれる赤外線の一部から生み出される熱エネルギーを運動エネルギーに交換する働きがあります。運動エネルギーはその場ですぐ消費されるため、太陽光の照り返しを抑えつつ、塗膜の温度上昇を防いで室内の快適性をキープします。

虫コート

コンビニやスーパー、事務所など、夜間まで営業している店舗や事業所では、照明に虫が集まりやすい傾向にあります。虫が外部ガラス面や商品やオフィス用品などにつくと、虫そのものや虫のフンを掃除する手間、虫が運んでくる病原菌、虫をエサにするクモや害虫の発生などの被害があります。

そのような虫対策に活用できるのが「虫コート」です。ガラス面に透明度の高い薬剤をコーティングすることで、窓ガラスやガラス扉、自動販売機などに虫が集まるのを防止します。夜間営業している店舗・事業所にとって複数のメリットがあります。

熱シールド

太陽光に含まれる紫外線は、肌のシミやくすみの原因をはじめ、衣類や畳、家具などを退色・変色させる要因にもなります。熱シールドは、窓にコーティングするだけで紫外線を99％以上カットし、窓際にある衣類や家具などの退色・変色防止に役立ちます。

また、紫外線だけでなく、熱のもとになる赤外線も70％以上カットし、夏は涼しく、冬は暖かい室内環境をキープしやすくなります。反射型のフィルムタイプとは異なり、周辺への照り返しも起こらないので、立地に関係なく使用できるのも大きなメリットです。

虹工房では他にも、様々な工夫を取り入れた省エネリフォームに対応しております。ご自宅や店舗などに悩みや不満をお持ちの際は、ぜひご相談ください。